儀式を行う場合には細かい部分や注意点を知ること
お葬式も法要も行うには場所を必要とします。昔はどちらにしても自宅で行うのが当たり前でしたが、90年代以降の通夜や告別式は自宅ではなくて葬儀会館で行うのが一般的となりました。その葬儀社の会館で行う場合のメリットは自宅で祭壇設置や参列者への配慮などを行わないで済んで最小限の手間と時間で済ませられます。ただし会場使用料が数万円程度かかります。けどずっとそこで慣れてしまうといざ法要などを自宅開催しなければならないときにはそのノウハウなどが失われる場合も多々あるので、要所要所などは断りを入れたうえでメモしたり祭壇の細かい設置具合などを写真やビデオ撮影などしておくと良いかもしれません。
期間を考えた早めの準備が必要です
老後の生活を始める際に、今の生活を楽しむだけではなく、家族が困らないように、終活を始める方もたくさんいます。早めに準備を進めておくことができれば、きちんと準備ができている安心感があり、今の生活を楽しむ事に集中できる場合もあります。相続の話も事前に決めておくなど、相続の期間にトラブルが起こる事のないように、親から子供に話を進める事で、スムーズに話を進めやすくなります。また、葬儀の期間は、いろんな準備を進める必要があるため、家族が準備で忙しく、困ってしまう事のないように対策を取る事が求められます。
一周忌に誰に来てもらうかを考慮する
葬儀に関わる行事として、その日のうちに初七日法要を行い、その後1か月ちょっと先に四十九日法要があります。時期によっては初盆やお彼岸などが入るときもありますが、その次に行われるのが一周忌になります。葬儀には親族や故人との交流のあった人などいろいろな人に幅広く参列してもらうよう連絡をしますが、それ以降は葬儀と同じ人に来てもらうわけではありません。行うこととしては僧侶に読経をしてもらうことなどになりますが、それ以外には食事をしたりなどいろいろな準備が必要になります。
信頼できる葬儀社を探す際のポイント
どこの葬儀社を選べばいいか分からないという場合、まずは見積もりをみて比較することが大事です。比較サイトを利用して、自分の住んでいるところにどんな会社があるのかチェックしてみましょう。予算をおおよそでいいので設定して、予算内で依頼できそうな会社をピックアップすることをおすすめします。また、会社の案内できる斎場があるか確認しておくことも大切なポイントです。いくつかの候補がみつかった後は、全ての会社に見積もりをお願いしましょう。