亡くなった方に失礼とならない参列を
葬儀に参列する際のマナーとして、亡くなった方の信仰している宗派がどこなのか、あらかじめ調べておくことが必要です。葬儀のマナーは信仰や宗派によって驚くほど違います。どんなマナーで葬儀が営まれるのか、前もって調べることが個人の供養の一つとなるでしょう。同じ宗教を信仰していても、宗派によっては失礼となるマナーもあるため、あらかじめチェックしてから申し込んでください。特に必要といわれているポイントとしては、葬儀の時参列者がどのように行動するのか、どんなことをしたら失礼になるのかを確認しておくことです。
納棺は姿を見られる最後の場面です
納棺ではお通夜前に故人の身なりを整え、愛用していた物たちを棺へ納めます。故人には死化粧を施して死装束を着せて身支度をします。男性の場合は髭を剃って、女性は薄化粧や口紅を施します。他にも爪や髪の毛を整えます。行う日時に決まっていませんので事前に葬儀屋の方と相談して決めることになります。入れて良いものですが何でもいいわけではありません。可燃性で有毒ガスを発生させないことが条件となります。また、水分の多いものやぬいぐるみなどの繊維製品も燃焼の妨げになります。
大切にしていた人形を供養する方法
人によっては、人形を大事にしていることがあります。誰か大切な人物から人形を譲り受けた時などは、大切にしている方も少なくありません。ところでその人物が他界してしまった時は、物も処分しなければなりません。物を処分するなら、ゴミ出しするのが一般的ではあります。明らかに不要であると思われる物は、ゴミ置き場に出して処分するケースも多いです。しかし上記の人形のような物は、また話は異なります。本人が大切にしていた訳ですから、ゴミとして出すのは抵抗があるという声も多いです。
公営の斎場で葬儀をする際に確認すべきこと
公営の斎場で葬儀をする場合には、予約が可能な会場の広さや設備、日時などをきちんと担当者と確認することが重要です。特に、安い料金で利用できる斎場においては、一年を通じて通夜や告別式の希望者が多く集まる傾向が見られるため、なるべく早い段階で会場の予約を済ませることがおすすめです。最近では、子供からお年寄りまで安心して葬式に参列できるよう、バリアフリーなどの優れた設備が整っている斎場の数も増えているため、余裕を持って色々な斎場の見学をしてみるのも良いでしょう。