事前にじっくり説明を聞いておこう
亡くなってからは慌ただしく葬儀まで進むので、できるなら事前相談をしておき、段取りなどまで説明してもらっておくのが良いでしょう。枕経が終わるころに遺族の負担も少し落ち着きを取り戻すといいます。葬儀社によっては少し時間を空けてくれるケースもあるようです。ここから打合せを行います。通夜・お葬式・告別式・火葬までの日程を決めなければ、何も始めることができません。事前相談では亡くなる日は判断できません。しかし、お葬式に必要になるモノやサービスについては決めることができます。
葬儀の際に適したお悔やみの言葉
「大切な身内を亡くされた遺族の方に挨拶をしたいけれど、何と声をかけていいのか分からない」お葬式に参列したことのある人であれば、誰もがこのような思いをしたことがあるはずです。遺族の方に失礼のない挨拶をするために、是非知っておきたい葬儀の場に適したお悔やみの言葉を紹介します。まず、お葬式でかけるお悔やみの言葉で代表的なものは「この度は誠にご愁傷様でございます」や「お悔やみ申し上げます」です。故人と関係が深ければ深いほど色んなことを伝えたくなってしまいますが、こういう時には大切な家族を亡くされて深い悲しみの中にいる遺族の方への配慮を忘れず、なるべく短めに伝えることが大切です。
葬儀会場で忘れ物発覚のピンチを事前に防ごう
慌てていると何か忘れ物をすることも、会場に到着して忘れものに気が付くことのないように、葬儀参列前に持ち物を準備してくことです。遠足や旅行でもあるまいし、お葬式の持ち物など少ないから事前準備は必要ないと思いきや、実はそうでもありません。普段それほど頻繁にあることではないため、うっかりしてしまうことがあるからです。慌てないためにも葬儀参列時に必要となる、持ち物リストを作成しておき、準備を進めることで忘れ物を予防することができます。
宗派によって作法が変わるので注意をしましょう
故人のことを見送るときは充実した葬儀を執り行いましょう。しかし、葬儀のマナーを守らなければ相手に対して失礼なので当日までにルールはしっかりと把握しておいてください。葬儀のマナーとして考えられるのは宗派です。特にカトリックやプロテスタントのような作法は大きく変わります。プロテスタントの葬儀は危篤から納骨までの流れが仏教とは異なるので注意をしてください。また、カトリックやプロテスタントには賛美歌や納骨の方法などといったものがあります。