2018年01月12日
グリーフケアという概念が浸透したのは、ごく最近のことだと言われています。大切な人を亡くしてしまうと、心身共に疲れ果てて、立ち直るきっかけを失ってしまいます。葬儀・告別式に関しても、アッという間に時間が過ぎてしまうことで後悔の念に苛まれる遺族が多いと聞きます。
それらを防ぐ手段としては、事前相談会に足を運んでみることです。体験者の声を聞くことが出来ますし、失敗や経験から様々なことを学ぶことが出来るはずです。金銭面はもちろんですが、葬儀社のスタッフの話は参考になることが多いはずです。
互助会システムを導入しているところも増えていますし、体験談はどんなアドバイスよりも意味を持つのではないでしょうか。近年増えているのが、家族葬プランです。小さな控え室で最低限の祭壇になりますが、個人との御別れを悔いなく過ごせるプランです。50万円以内で全てが収まりますので、遺族の負担は最小限に抑えることが出来ます。分かりにくいと揶揄される料金体系ですが、実際に経験をしてみないと分からないことばかりです。色々な場所に出掛けてみることで、新たな発見もあるのではないでしょうか。横のネットワークが出来ることで、何でも相談することが出来ます。専任のディレクターが常駐しているので、遠慮をせずに訊ねることが重要です。分からないことは恥ずかしいことではありませんし、貪欲に質問をすることを推奨します。それこそが、相談会に出向く意義だと言えます。