2018年05月06日
挨拶の時に代理であることを提示する
葬儀の終わり頃には、喪主が参列者の前でお礼も兼ねて挨拶をすることになっています。例えば、一家の主である旦那様が亡くなったとしたら、通常は奥様が喪主です。しかし、人によっては大勢の前に立つことが苦手なことも居ます。
もちろん、このような場なのでとても人前で気丈に振る舞えないという人も居ることでしょう。そんな時には代理人を立てることができます。この代理人は誰でも構いません。ただし、喪主の代わりに挨拶をすることになるので、ある程度は故人との関係性が深い人が適していると言えるでしょう。
旦那様が会社の重役だった場合には、その部下などが代理として挨拶をすることはよくあります。それに、このような関係性の人なら葬儀の手配なども手伝っていることでしょう。ふさわしい立ち位置だからこそ、安心してその役を務めてもらえます。
ただし、故人との関係性がよく分からない人も参列者の中には居るはずです。誰もにどんな関係性なのか分かるよう、葬儀の時にきちんと立場を提示しておきましょう。そうすれば、誰もが納得して話を聞くことができます。また、親戚や義理の家族などが務めることもあります。その家族の立場や置かれている状況を踏まえて、誰がふさわしいか考えましょう。