くるみの葬儀体験談

2018年07月15日

亡くなった方が最後に残した遺志を尊重

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葬儀の時にはBGMにこだわりを持つ人も少なくありませんが、故人の遺志による選曲の場合、通常あまり流されない曲が使用されることもあります。例としてある著名な洋楽アーティストの熱狂的なファンだった人が亡くなった場合、出棺の折、故人選曲の洋楽アーティストの楽曲が流れることは珍しくありません。

多くの場合クラシックを利用することが多いですが、故人の好みによって大きく異なるため、ある程度故人の遺志を尊重することが多いといわれています。弔問に訪れる弔問客の中には故人と近しい人も多く、趣味を通じて知り合った人も多いでしょう。

故人選曲のBGMを聞いて、故人との思い出を思い出す人も少なくありません。冥福を祈るためだけでなく、故人の遺志によって選ばれた曲が、知人や友人との思い出につながり、しめやかな別れになることも多いといわれています。

それぞれ思い起こす個人との思い出につながる曲としても、故人の遺志を尊重することはよいこととされるようになりました。とくに遺志が示されていなかった場合、なくなった方個人が好きだった曲をクラシックアレンジする場合や、ジャズアレンジといった形で実現させることも少なくありません。遺族で話し合い、納得できる形で送ることができるでしょう。