2016年12月10日
お葬式のスタイルは自由でよく正解はない
葬儀は昔からおこなわれてきたものなので、人が亡くなったら祭壇を飾って黒い袈裟を着た僧侶に読経してもらわなければならないと理解している人も多いです。また、祭壇の意味がわからない、読経代が高いとなんとなく疑問符が頭の中に浮かんでいても、そんなことを考えることは不謹慎だというような風潮もあります。
人が亡くなると、実際にキリスト教や神道など信仰している宗教がない人はほとんど仏教を信じているわけでもないのに仏式の葬儀を執り行います。それを何も考えることなく当然として行っている人がほとんどです。しかし、このやり方は間違っていて、祭壇を飾り、通夜をして葬儀・告別式を行うスタイルは戦後からはじめられたもので、告別式は明治以降はじまり、普及したのは大正のことです。
つまり、どんどん変化していることを考えれば、今の家族葬や自由葬なども当たり前のスタイルとなるのは明白で決して昔ながらのお葬式を執り行わないといけないわけではありません。