2019年01月18日
お悔みの手紙はマナーを守って送りましょう
大切な人やお世話になった人の訃報が届いたけれど、何らかの事情で葬儀に参列できないケースがあります。葬儀に参列して故人と最後のお別れができないときは、お悔みの手紙を送って弔意を示しましょう。お悔みの手紙は、訃報を受けたらできるだけ早いタイミングで遺族宛てに送るのが基本です。
もちろん、マナーを守って送らなければ失礼になってしまいますので、書き始める前にマナーを頭に入れておくことが大切です。まず、お悔みの手紙は、柄のない白い便せんと封筒を用いることが大切です。色と柄のない白い便せんに黒インクの万年筆やボールペンで丁寧に書いていきます。
故人の冥福を祈る言葉だけではなく、遺族を気づかう言葉も書くようにしましょう。遺族を慰める言葉やいたわりの言葉、励ます言葉を記すのも大切なマナーの一つです。もちろん、文面には重ね重ねなどの忌み言葉が含まれていないか確認しなくてはいけません。さらに、封筒は二重ではなく、一重のものを選ぶことも重要なポイントです。これは不幸が重なることを避ける意味なので、必ず一重の封筒を選ぶようにしましょう。ちなみに、宛名は故人ではなく、遺族の方の名前を書きます。もしも遺族の方と知り合いではないため名前がわからないときは、喪主の名前を宛名に書きましょう。