2019年04月11日
周囲の人に理解を得ることの必要性
最近特に選択する人が増えている直葬は、お通夜や告別式などの宗教的な儀礼を行わずに火葬だけを行う葬儀の形です。費用を安くあげたいという家族や、残された家族に負担をかけたくないと故人が生前に希望していて行う場合もあるようです。
家族が理解していればこの形を選ぶことに何の問題もありません。しかし、親戚や周囲の人たち、特に故人と親しくしていた人たちにとってはお別れができないと考えてしまう人も少なくはありません。そのため、事前に希望がある場合にはきちんと周囲の人たちの理解を得ておくことが必要です。
人が亡くなるということは大変なことであり、いくら覚悟をしてもなかなか事前に準備をすることは難しいかもしれません。最近は事前相談を行っている葬儀社も多いため、昔のように縁起でもないと言う人は多くはありません。
事前相談を行い、希望があれば費用の見積もりも出してもらえます。お葬式の形など前もっていろいろなことを決めておくことも可能です。はっきり決まっていれば費用も前もってきちんと準備しておくことができるでしょう。ただ、直葬の場合はそれ以外に特に周囲の理解を得るということがいちばん重要な準備だと言うことができるかもしれません。