くるみの葬儀体験談

2020年02月17日

遺族がゆっくりと向き合える最後の時間です

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亡くなった人を棺桶の中に納めることを「納棺」といいます。棺桶にただ納めるのではなく故人の身なりを整えて愛用したものを一緒に納めます。いわば旅立ちの準備を整える意味合いがあります。葬儀は手続きをいろいろと行う前に家族がゆっくりと故人と向き合える最後の時間になります。

一般的には故人が亡くなってから自宅に安置する儀式全般を指します。まずは末期(まつご)の水を行います。故人が自宅に帰ってから親しかった親族が枕元に近づき口に水を含ませます。最初に喪主から行い、血縁の近い人から順番にしていきます。

この儀式を行うかは地域や宗派で違います。次は湯灌(ゆかん)を行います。清潔にするだけでなく、故人の生前の穢れやこの世の煩悩を洗い落とす意味を持ちます。最後に死装束と呼ばれる衣装を着せて、愛用していたものなどを納めます。

最近では自宅に戻らないケースも多く、セレモニーホールで行う場合もあります。近年は社会情勢の変化により葬儀も変化し、納棺の儀式もプロに任せることが多いです。納棺の儀式は遺族や参列者の心に残るものとなります。

そのため、地域の習わしを取り入れたり、独自の儀式を用意するなど差別化をすることもあります。