2020年02月28日
葬儀のマナーは宗派別で覚えておこう
社会人になると葬儀に参列する機会が多くなります。その際は、葬儀のマナーをしっかり守ることが大切です。ただ、葬儀のマナーと一言で言っても、宗派によってマナーが異なります。自分が覚えているマナーでは通用しない場合があります。
そのため、訃報が届き、葬儀に参列することになった際は、事前にどの宗派による葬儀が執り行われるのかを確認したうえで、その宗派に合ったマナーを頭に入れておけば安心です。たとえば、同じ仏式の葬儀でも、お焼香のマナーが異なる場合があります。
抹香を指でつまみ、額の高さまで持って行く回数は、天台宗や真言宗は三回行うのに対し、臨済宗は二回行うのが基本のマナーです。また、キリスト教の葬儀に関しては、仏式とは大きく異なるマナーになっています。このように、さまざまな形の葬儀に安心して参列するためには、事前に確認することが大切になります。
マナーの確認は、マナー本を参考にするのはもちろんのこと、葬儀会社のホームページなどマナーに関する情報が掲載されているインターネットサイトを活用すれば簡単に調べることができます。スマホを利用すれば、忙しくて事前に確認できていないときも、式場までの移動時間に確認することも可能なので安心して参列することができます。