2020年11月30日
葬儀の香典返しに選ばれているもの
お通夜に行き、香典を出すと簡易な香典返しをその場で受取ることが一般的です。お通夜の場合は葬儀に際して受付を済ませる必要があるため、そこで香典を受付係の人に手渡すことになるのですが、そこで受け取るのがだいたい千円程度の香典返しになります。
手提げタイプのものなので、持ち帰るのも不便さがないのですが、その中身はお葬式によってそれぞれです。一昔前のお葬式では、お砂糖や調味料が一般的でした。使いやすくて消費できるものが選ばれていて、香典返しにもらっても消費してしまえるので困ることがありません。
そのため、各家庭では香典返しにもらったお砂糖や調味料などがありました。しかしながら、時代の移り変わりによってお葬式の際に配られる香典返しも変化しているようです。近頃選ばれているのは、ちょっとした焼き菓子が人気です。
3つほどがセットになっているので、葬儀が終わった後に自宅で消費することができるのでお手軽です。また、お砂糖や調味料もかさばるという理由から香典返しには選ばれなくなってきているようです。お通夜などで配られる香典返しは、ちょっとした焼き菓子に取って代わるようになり、葬儀のありようも変わってきているのがわかります。