2021年02月04日
新たに登場したシンプルな葬儀の形
日本では家族がなくなると、葬儀を行い火葬して遺骨にするのが一般的です。葬儀では故人と親しくしてきた人たちが思い出を交わす場となるので、たくさんの人を呼ぶことができるように広めの葬祭場を選んでおくと良いでしょう。
ただし近年は必ずしも多くの人を呼ぶというわけではないようです。本当に親しい近親者のみで執り行われることも多く、亡くなる前にできるだけ密葬で行ってほしいと遺言を残しておく人もいるようです。確かにすでに亡くなった人に対してたくさんのお金を費やすのは無駄に思えるかもしれません。
よほど交友関係の広い人でもない限り、コンパクトに行うのが良さそうです。そうした目的にかなっているのが家族葬と呼ばれるタイプです。これは最近になって登場してきたもので、多くの人を呼ばずに家族だけで執り行われるのが特徴です。
広大な葬祭場を予約する必要がなく、仕出しものなども必要最小限の人数だけで済ませることから、費用がかからないのがメリットです。今はお葬式に対する考え方もだいぶ変わってきているだけに、今後はこうした家族葬のようなシンプルなプランが主流となっていくかもしれません。
なお家族葬はどの葬祭会社でも扱っているというわけではありません。利用したい場合にはあらかじめ問い合わせておくことをお勧めします。