2021年04月01日
会葬者が気にかけるべき葬儀のマナー
葬儀のマナーは、大人のみならず、子どもらにも基本を教えておきましょう。もちろん、言葉の意味を理解できないようならば、一時的に預けてから葬儀・告別式に参列しましょう。これも会葬者のマナーのひとつです。香典の考え方もまたマナー知らずにならないように、事前に調べておきましょう。
地域によって考え方が異なるため、不慣れな土地での葬儀に参列するときは、周囲に相談するのも一法です。結婚や転勤族であれば、自分の常識とは異なる考え方に接することもあるでしょう。その場合、「郷に入っては郷に従え」の精神で臨むのが賢明です。
ちなみに、香典は葬儀・告別式に持参しますが、不祝儀袋の書き方、選び方をご存知でしょうか。浄土真宗では御霊前は使用しません。また、キリスト教式では蓮の花の印刷された不祝儀袋はマナー違反にあたります。葬儀の場所が教会となっているなら、必然的にキリスト教式だと判断できるでしょう。
香典は、仏式しか知らないのであれば、白無地の封筒を選びますが、通常は、ゆりの花や十字架が印刷された専用の封筒にいれます。水引なし、表書きには「お花料」と書きましょう。このように、常識が通用しないケースもありますから、注意しましょう。