くるみの葬儀体験談

2016年08月05日

葬儀の内容が時代と共に変わったこと

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日本では、葬儀は変化しないものだと考えられて来ました。しかし、少子高齢化の時代に入り、家族は大家族から核家族化が進み今では、変わらないと考えられて来た葬儀に変化が現れて来ました。少し前までは、誰かが亡くなるとその家の近所の人がお通夜やお葬式のお手伝いに行き、参列する人の人数も多く遺族はその対応に追われるのが一般的でした。

お通夜やお葬式が行われる場所も、自宅が多かったです。しかし、最近では近所づきあいなども希薄になっており、自宅でお通夜やお葬式を行う人は少なくなりました。ほとんどの場合、葬儀社の斎場で行うのが一般的になって来ました。お通夜やお葬式の形も変わり、家族や親族だけで行う家庭も増えて来ています。その理由は、お通夜やお葬式にお金を多く掛けるのではなく、少ない予算で行いたいと考える人が増えた事と、亡くなった故人を家族や親族だけでゆっくりと見送りたいと考える人が増えたからです。

以前のようなお葬式だと、遺族は近所の人や参列者に気を遣い、後で振り返ればゆっくりと故人とお別れが出来なかったと感じる人が多かったのもその理由です。少ない人数でお葬式を行えば少ない予算で、参列者に気を遣わずに済み遺族の負担が軽減されるからです。