2021年05月03日
葬儀にはいろいろな形があることを知って
葬儀というといつも同じようなものと思ってしまいがちですが、実はいろいろな形があります。一般的に参列する機会が多いのは仏教の式でしょう。そのイメージが強いはずです。しかし、宗教が変われば全く違う雰囲気で、マナーなども変わってくることになります。
亡くなった人やそのおうちの宗教がどのようなものかによっては、これまでのイメージとは全く違う葬儀になる可能性も出てきます。自分自身の宗教だけではなく、様々な宗教があることも知ったうえで、それぞれに合わせていく心遣いが必要になってくるといえるでしょう。
意識しておくだけでも、戸惑いは減っていくはずです。文化が多様化していく中でこうしたことから問題や理解のきっかけが生じてくることもあります。それは仕方ないことなので、いろいろな形があると考えて、新しいものを知っていく興味を持っていくことも大切でしょう。
亡くなった人が大切にしていた宗教なら、それを敬っていくことも大切です。また、宗教以外にも本人の好きだったものを反映した葬儀にするなど、最近は変化を付けた形も多く出てきています。亡くなった方をしのびながらその雰囲気を感じていくことも弔いのポイントの一つといえるでしょう。