2021年07月17日
亡くなった人の親しい人へのあいさつ文は
葬儀が終わってから亡くなった人の親しかった人に死亡通知を出す場合も少なくありません。例えば、亡くなった方の親しかった人が入院などをしていた場合など、どうしても参列できなかった人向けにあいさつ文を出すことはマナーとして重要です。
また、亡くなった人の遺言で密葬にしてほしいという意見があった場合などにも、亡くなった人の親しい人へあいさつ文を贈ることは当然とされています。万が一亡くなった人に用が合って連絡したときに、亡くなったことを知ったらショックとなることは少なくないからです。
あいさつ文は亡くなった方の死亡通知および個人の意思によって密葬及び納骨まで済ませたなどを明確にし、本来なら直接申し上げてあいさつするところを書面にて失礼するといった言い方ではがきなどを出すことが多いです。
出す時にはあくまでも故人の遺志であったこと、すでに密葬などを終了させていることなどを明確にしておくことが、相手側に失礼のない伝え方とされています。なお、伝えるときに例文集などがあるため、事前によく読んで、亡くなった人の葬儀の喪主を務めた人の名前で書いておくことが必要です。
ただし人によっては密葬だけでなく本葬を行うこともあります。その時は本葬への案内状の中に書いておきましょう。