2021年08月17日
葬儀の受付を任されたときに気をつけたいこと
葬儀の受付を任されたときは、遺族側の代表としてそこに立っていることを忘れずに、マナーを守って丁寧に対応しなければいけません。マナーに反した言動は葬儀に参列した人たちに失礼にあたってしまうばかりか、遺族に恥をかかせてしまいかねません。
マナーや作法を頭に入れた上で、責任を持ってお手伝いしましょう。葬儀の受付の主な仕事は、弔問客に芳名帳に記帳してもらい、香典を受け取ることです。そして、返礼品を手渡します。このとき注意したいのは、香典が連名になっていたり、参列できない人の分も香典を持参する人がいらっしゃることです。
お渡しする返礼品の数に間違いがないように、この点を十分に確認しながら対応しましょう。また、弔問客に挨拶をするときは、声のトーンは抑えめにするのが基本です。できるだけ、落ち着いた穏やかなトーンで話すようにしましょう。
葬儀の受付を任されたときも、葬儀に参列するときと同じように喪服を着用します。髪が長い場合は黒いゴムでまとめたり、黒のピンで留めるなどして、髪が顔にかからないように気をつけましょう。もちろん、受付に立っているときは、どんなに手が空いていても私語は慎まなければいけません。さらに、受付では金銭や物品を扱うことになりますので、慎重かつ責任を持って対応することが大切です。