2022年02月22日
1日葬はメリットと注意点を把握した上で選ぶ
葬儀のプランにはいくつも種類がありますが、その中の1つとして1日葬があります。本来葬式をイメージする際に、通夜と告別式が2日間に分けて執り行われます。1日葬の場合は通夜は行わず、告別式と火葬を1日で行う葬式となるのが特徴となっています。
実際に葬式自体を1日にまとめることで、時間的な負担を軽減する事ができるのは大きなメリットです。遺族側にとってはお葬式を執り行う負担が1日に抑えられるので、体力面だけでなく費用面でもぐっと抑える事が可能です。
参列者側にとっても2日間参列する必要が無くなるので、遠方に生活している人であれば宿泊する必要もなくなります。また高齢者の方の参列者の場合も、1日だけの参列で済むので負担をぐっと抑えられます。ただし昔ながらの風習やしきたりなどを守る地域の場合は、葬式を2日ではなく1日で済ませてしまう事自体に反対されてしまう可能性もあります。
そのため1日葬を行う意味やメリットも含めて、理解してもらうために説明などが必要になる事が多いです。また菩提寺などがある場合は、仏教的な観点から1日での葬式を認めてもらえない場合も出てきます。1日葬自体は良い面だけでなく注意点なども多くあるので、把握した上で選ぶ事が大切です。