2022年08月08日
故人の親族から喪主を決める方法
故人を弔う葬儀をする場合などに重要な役割を果たすのが喪主です。そのために、選ぶ時にはさまざまなことを考慮して慎重におこなう必要があります。場合によっては故人の親族が自分たちで決めなくても良い場合もあります。
それは亡くなった人が遺書の中で、自分の喪主を決めている場合です。このような場合には、個人の遺言通りに指定された人を喪主にするのが最適な方法です。遺言を残さずに故人が亡くなった場合には、親族が話し合いをして決めることになります。
一般的に広くおこなわれているのは、故人と一番関係が深かった人を選ぶ方法です。生前に配偶者がいた人の場合には、配偶者が選ばれることが非常に多くなっています。ですが場合によっては、配偶者を選ぶのが適切ではない場合もあるので注意が必要です。
配偶者であっても選ばない方が良いのは、配偶者が病気や怪我になっている場合です。こうした場合には配偶者に負担をかけるのが困難であることから、他の人が代行することになります。配偶者が非常に高齢の場合も、選ぶことが適切でない場合があります。このような時に一般的に選ばれることが多いのは、亡くなった人の直系卑属です。子供が複数いる場合には一番年上の子供が選ばれることが多くなっています。