2023年09月20日
葬儀の際に適したお悔やみの言葉
「大切な身内を亡くされた遺族の方に挨拶をしたいけれど、何と声をかけていいのか分からない」お葬式に参列したことのある人であれば、誰もがこのような思いをしたことがあるはずです。遺族の方に失礼のない挨拶をするために、是非知っておきたい葬儀の場に適したお悔やみの言葉を紹介します。
まず、お葬式でかけるお悔やみの言葉で代表的なものは「この度は誠にご愁傷様でございます」や「お悔やみ申し上げます」です。故人と関係が深ければ深いほど色んなことを伝えたくなってしまいますが、こういう時には大切な家族を亡くされて深い悲しみの中にいる遺族の方への配慮を忘れず、なるべく短めに伝えることが大切です。
葬儀の受付でお悔やみの言葉をかけるのであれば、基本的なお悔やみの言葉に加えて「ご焼香をさせて頂きます」などの言葉を添えると良いでしょう。普段何気なく使っている言葉でも、お葬式の場では不適切な言葉というものがあります。
それは「重ね重ね」や「もう一度」など、不幸が重なる事を連想させてしまうような「忌み言葉」と言われる言葉です。さらに、「死ぬ」や「生きる」などの直接的な言葉は「他界される」や「ご生前」などという言葉に言い換えるようにするなどの気を配ることもまた大切です。