2023年11月17日
喪主を務める前に頭に入れておきたいこと
葬儀を滞りなく行うためには、喪主が的確に動く必要があります。葬儀のマナーを勉強するときは、喪主としてやらなくてはいけないことも併せて頭に入れておけば、いざ自分が務めることになったときに慌てることがありません。
まず、葬儀の前は、死亡診断書を受け取り、葬儀会社を手配して、担当者と打ち合わせをします。そして、親族や参列してほしい人に電話で訃報を伝えます。大切な家族が亡くなった直後は精神的なダメージが大きく、これらを一人で行わなくてはいけないと思うとつらく感じるかもしれません。
でも、実際は周りの人たちと一緒に一つひとつ決めていくことになりますし、葬儀会社の担当者が丁寧にサポートしてくれます。一人ですべて行おうと思わず、周りの人たちを頼って決めていくとよいでしょう。また、葬儀が行われている間は、僧侶への対応はもちろんのこと、喪主の挨拶を行うのも大切な仕事の一つです。
お通夜での挨拶、出棺の際の挨拶などを行うことになりますので、事前にできる範囲で準備をしておくと安心です。もちろん、葬儀を終えてからも、仏壇の用意や香典返しの手配など、やらなくてはいけないことがいくつかあります。葬儀後の細かなことも葬儀会社が相談にのってくれますので、一人で悩まずに気軽に相談するとよいでしょう。