2023年11月23日
一日葬には一般的な葬儀にはないメリットがある
現在は、たくさんの葬儀形式の中から希望に合う葬儀を執り行えるようになりました。中でも近年特に注目を集めるようになった葬儀の形といえば、一日葬です。多くの人に選ばれている理由の一つは、一日葬は葬儀、告別式、火葬までを一日で行うため、通夜式がなく、一日で葬儀を完結できるからだと言われています。
通夜式がないため、通夜振る舞いに関する費用だけではなく、返礼品にかかる手間など、負担を抑えることが可能です。また、一日で葬儀が完結するから遺族の精神的なストレスや肉体的な負担を少なくできるメリットも期待できます。
もちろん、葬儀が一日で完結することで、遠方から参列する人は日帰りができます。宿泊費を抑えることができますから、参列者の負担も少なくなります。遺族だけではなく、参列する人にもメリットがあるため、これからも多くの人に選ばれる葬儀の形式だと言われています。
ちなみに、一日で葬儀が完結するため、どうしても都合が合わず、葬儀に参列できない人が出てくるケースがあります。そんなときは、葬儀が行われた後、個別に弔問に訪れることが可能です。遺族は後日、個別に弔問客の対応をすることになる可能性がありますので、あらかじめ心の準備をしておくと負担に感じずに済みます。