くるみの葬儀体験談

2024年04月11日

安く抑えるならこの方法を選びましょう

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直葬は21世紀になって知られ始めた葬儀スタイルの1つで、複数の葬儀プランの中ではもっとも簡素で安価なのが特徴です。直葬が他の葬儀スタイルと異なる点の1つはお通夜や告別式の儀式を基本執り行わないことです。

儀式を行わないということでお寺のお坊さんもいなければ読経すらありません。さらに祭壇には普通は遺影写真やお花などのお供え物がありますが、極限に簡素化して費用を安くするために棺桶だけでそれ以外は基本何もありません。

費用を安くするために他の葬儀プランでは当たり前な葬儀社スタッフによる市町村役場への代行手続きはなく、遺族が自分で火葬許可証を取得しに出かけなければなりません。また遺体の腐敗を防止するためのドライアイスも1日分しか用意してくれません。

もし状況が悪くて次の日に火葬場の予約が取れなければ追加でドライアイスを購入しなければなりません。直葬は最も簡素で安価な葬儀スタイルですが、すべての葬儀社でそのプランがあるとは限らないのがデメリットの1つになっています。なのでなにがなんでもこのスタイルの葬儀にこだわりたければ事前にホームページで情報収集する必要があるし、自分が住んでいる地域内にその葬儀社がなければ葬儀費用を抑える代わりに遺体の搬送料あるいは住民票にない地域の火葬場利用で割増しになることも考慮する必要が出てきます。