くるみの葬儀体験談

2024年06月08日

誰が誰にいつ供えるのかに特徴があります

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供花とは何かと言うと、読んで字のごとく供える花であることは間違いありませんが、幾つか特徴があります。先ずは、いつ供えるのかというと通夜や告別式です。次に誰に対して供えるのかというと故人です。通夜や告別式の対象になっている亡くなった人に対してです。

目的は、その亡くなった人に対する気持ちを表すためです。生前お世話になったことに対する感謝の気持ちやご冥福をお祈りする気持ちをこめて最後の別れの表現として供えられます。個人によって供えられる場合もありますし、企業などの団体によって供えられる場合もあります。

誰によって供えられた物なのかは容易に確認できるようになっています。花に直接供えた個人の氏名や団体の名称が書かれた札が立ててあることもありますし、別の場所にまとめて書かれている場合もあります。また、通夜や告別式に参列した人からだけでなく、都合によって参列出来なかった人から供えられる場合もあります。

供えられる花の種類は宗派などによって違いがあります。いずれにしても、供花には祭壇のみならず葬儀の会場全体を華やかに彩る効果があります。最後の別れの場において故人に対する気持ちを伝えると同時に故人を華やかさをもって送り出すことができます。